ねこいぬ生活

のほほん暮らしのブログへようこそ!どうぶつ大好きなカナダの皆様から学んだ役立つ情報を発信していきたいと思います。

犬を飼おうとお考えのあなたに考えて欲しい3つのこと。

犬を飼おうとお考えのあなたへ

 

こんなはずではなかった...。

 

こんなに大きくなるなんてっ!

 

こんなに運動量が多いなんてっ!

 

忙しくて散歩なんて行けないっ!

 

こんなことにならないために、私がはじめて犬を飼って感じたことやこれから犬や猫を飼いたいと考えているあなたへの役立つ情報を発信したいと思います。

 

①犬種選び

とてもとても大切です!例えば、柴犬のまるちゃんがテレビでかわいいと評判になり柴犬ブームがありました。また、softbankポメラニアンのギガちゃんがかわいいとブームが起こりました。私もメディアに影響されやすい性格なので、流行には敏感ですぐに手を出したくなります。私の主人はカナダ人なのですが、日本の美しい柴犬を飼いたいと最初は柴犬押しでした。私もテレビで柴犬のまるちゃんを見て、かわいいと思っていたので、柴犬についてリサーチしました。まずわかったのが柴犬はしつけの難易度が高い犬種ということ。小さい頃から体に触れる訓練をしないと、成犬になってから体に触れさせてくれない子になりやすいという例がたくさん見つかりました。自分の愛犬に触れることができないのは致命的ですよね。動物病院でもガウガウしてしまったら、とても迷惑です。何よりも大切な愛犬のお世話ができない。目ヤニをとってあげられない。毎日のブラッシングもできない。ちょっと手足を拭いてあげることもできない。ストレスにも敏感な子が多いようで、散歩に連れて行かないと脱毛症などのストレス症状が現れてしまいます。悪く言うと神経質。良く言うととても繊細で美しい飼い主に忠実な犬種なのです。

 

②あなたと飼いたい犬種のエネルギー量を比較する。

犬種を選ぶ際にリサーチをすると思いますが、ぜひこう自問してみてください。「この犬種の活動力と私の活動力は一致しているだろうか?」犬の有り余るエネルギーを感じて、自分が疲れてしまうのでは、犬の主人には向いていませんよね。その犬種は、どのくらいの運動量が必要なのかしっかりと調べてください。例えば、テリアは小さいのに運動量が非常に多い犬種です。私の近所に住むテリアくんと私のキャバリアのまるちゃんが一緒に遊んだことがあるのですが、まるちゃんはハァハァ(´Д`)ハァ…でもテリアくんは息切れすらしていませんでした。 小さいから運動量が少ないではないということです。テリアは犬種としてはしっかりとしつけをすればとても良い子になります。本当に賢い犬種です。

逆に日本で人気のチワワはどうでしょうか。平均体重が約4㎏という超小型トイ犬。極端な例ですが、このチワワを登山に連れて行って無理やり長時間歩かせたりしたらどうなりますか?寒さ、暑さ、疲労で即病気になってしまうのではないでしょうか。チワワは家の中で運動するだけでも大丈夫といわれるぐらい運動量をあまり必要としない犬種です。(だからといって散歩にいかないというのは反対です。犬は外の空気を吸って、いろんな匂いを嗅いだりすることで気分転換やストレス発散できるそうです。)チワワだったら5分〜10分の短いお散歩で十分です。寒さと暑さにはめっぽう弱いので、極端な日は家の中でボール遊びをたくさんしてあげれば大丈夫ではないでしょうか。これが中型〜大型犬になると、エネルギーが違いますので、大雪の日もすごく暑い日も毎日散歩をしなくてはなりません。散歩をしないとストレスで、脱毛したり、鬱になったり、粗相をしたり、家具を噛んだりと家の中での問題行動になります。犬飼いの基本は、いかに犬のエネルギーを奪うことです。散歩や運動でエネルギーを発散したら、家に帰ってゆっくり気持ちよく眠る、これが犬の幸せなのだと思います。家はリラックスする場所だと理解するはずです。なので重要なのは、あなたにどれだけの時間と体力がありますか?ということです。

 

あのシーザーミランはいつも犬のエネルギーのことを語っています。「人は犬のエネルギーを知りもせずに、かわいいからという理由で飼って、オーマイガー!こんなクレイジーだと思わなかったわっ!って後になって言うんだ。犬はなにも悪くない。人が悪いんだ。」と彼は、書籍の中でもTVのインタビューでもブレない思想を持っています。キーワードは犬のエネルギーなんです。例えば、子犬のパワーには、圧倒されます。何でも噛みたい、沢山吠えたい、遊びたい、全速力で走りたい。トイレには1時間毎に行くよ! 寝てるときを除いてほぼ全力投球な子犬のエネルギーをあなたは受け止められますか?

もし難しいのであれば、2歳以上のしつけ済みの犬を飼うのはいかがでしょうか?

初心者の方が犬を子犬から育てるのは時間と体力がある人でないと厳しいと思います。

 

③費用

犬を飼おうと思っている方々は金銭に余裕があると思うので、あまり費用については触れません。しかし、私は犬のトリミング費用が高くて驚いたので、それを飼う前に考慮していただければと思います。また、良いトリミングサロン見つけるのも意外と大変ですので事前に調べておくといいと思います。

費用で思いつくといえば、エサ代、エサ入れ、おやつ、おもちゃ、ピーパッド、リーシュ、首輪、レインブーツ、プーバッグ、ワクチン代、耳や目ヤニを拭き取るためのコットンやガーゼと専用ローション、動物病院での定期検診、肛門絞り代、ネイルカット代、トリミング費用(キャバリア、ポメラニアンロングコートチワワなどの犬種を飼う場合は、トリミング費用も考慮してください。自分で行うのは大変だと思います。二ヶ月に一回のペースで大丈夫だと思います。人によっては毎週されてる方もいるそうです。犬種によって値段が違いますので、サロンにて事前に調べておくことをおすすめします。)