ねこいぬ生活

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キャバリアってどんな犬種?犬種選びのヒント!

 

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

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私の愛犬キャバリアのまるちゃんについて、キャバリアとはどんな犬種なのかを実際に飼ってみて感じたことをつづりたいと思います。


脱線{海外では、キングキャバリアと呼ばれています。そして犬に多少知識のあるカナダ人には尽く、「あなたの犬の犬種あててあげる、コッカースパニエルでしょ!?」と聞かれます。コッカースパニエルもとてもかわいい犬種ですが、毎回間違われると腹立たしくなるんです。面白いことに、日本では人気のキャバリアもカナダではかなりめずらしい犬種で、知ってる人がほどんどいないんです。日本との生活水準の差を感じますね。キャバリアは高級犬なようです。}


キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル


イクラスの小型犬(トイクラスのなかで一番大きいのがこの犬種です。)

 

ヘアカラー:トライカラー、ブレンハイム、ブラックタン、ルビー

 

平均体重:メス 6〜9kg、オス 7〜10kg

 

性格:温厚、アウトドア派、社交的、賢い、やさしい、ポジティブ、あそびモードになると空気読めない、食い意地はってる、辛抱強い、さみしがり屋、適応力が高い、他人の家に上がり込みたがる、番犬にならないむしろ泥棒とお友達になってしまい連れ去られる。


とても賢い犬種です。温厚で社交的ですが、だからといって小さいときに甘やかしてしまうと、吠えグセがつきわがままになります。しっかりとしつけを行えば、大きくなったときに滅多なことでは吠えない犬になります。私の愛犬まるちゃんは滅多なことでは吠えません。吠えるときは家具の下におもちゃが入っちゃったよ、取って下さーい。の時ぐらいです。お友達のキャバちゃんはひどい吠えグセで大変そうでした。しつけについては、また別途書こうと思っています。

キャバリアは遊ぶことが大好きな犬種です。お散歩も大好きです。人と他の犬も大好きです。まるちゃんは道で会う人全員に挨拶をします。うれしくてしょうがないみたいです。カナダ人の皆さんはとても気さくなので、立ち止まってまるちゃんをナデナデしてくれます。この方法で近所の顔見知りがかなりできました。犬ってすごいです。人と人をもつなげてしまいます。

こんなキャバリアだからこそ気をつけなくてはいけないのは、散歩中出会う、大きい犬と威嚇してくる小さい犬と横切る小動物です。だいたいこういう犬の飼い主はそちらから避けてくれますが、飼い主である私も愛犬を守る義務があるので、気をつけています。大きい犬は温厚であっても小さい犬に対して我慢できず、急に噛み付いてしまう可能性が常にあります。キャバちゃんはわからないので、どんな犬が相手であっても「ねぇ、あそぼうあそぼう。」と興奮してしまいます。ある意味、KYです。かわいいです。キャバリアはハンターの血を引いていますので、横切る猫、横切るねずみ、すずめなど、なんでも本能のままに追いかけようとしますので、散歩中はしっかりとリーシュを持っていてください。実際にリスを追って車にひかれた子がいたそうです。子どもには持たせないほうが良いと思います。

キャバリアはごはんが大大大好きです。散歩中の拾い食い気をつけないといけません。私のまるちゃんも小さい時は大変でした。今はもう1歳になってやらなくなりました。

抜け毛します。キャバリアのヘアはとても柔らかく美しいので、絡まりやすいです。定期的にグルーミングしてもらわないと、毛玉だらけになってキャバちゃんが痛い思いをします。毛玉ができると、毛が引っ張られて痛いのだそうです。私は2〜3ヶ月に一回のペースでサロンへ連れてっています。ちなみに、日本ではキャバリアのグルーミング費用は約1万(シャンプー、爪切り、ヘアカット含む)。

キャバリアを飼いたいと考えておられるのであれば、グルーミング費用も考慮してください。自分では難しいと思います。キャバちゃんは活発な方なので、嫌がって暴れます。プロでも怪我をさせてしまう事故があるのに、私たち素人には難しそうですよね。


脱線「ちなみにグルーミングサロンに連れていく際は、たくさん運動させたあとに連れていってください。大げさにいうと山登りに行ってからです。疲れていれば、暴れることなくおとなしくしてくれるからです。愛犬が暴れてサロンで怪我をした、ハサミで切り傷がっ!なんてこと結構あるみたいですよ。それをサロンの責任にしてはいけません。あなたの責任です。だから、人任せではなくしっかりお散歩して連れていってあげてください。


以上、私の偏った意見ですが、おすすめの犬種です。獣医さんもキャバリアで意地悪な子を見たことがないというほどに、生まれながらに性格の良い犬種なのです。皆様の犬種選びの参考になれば嬉しいです。